先日義父を見送って、
死を自分事として感じました。
自分の母親は10年前、父は35年前。
あの時、悲しみはあれど、
自分の死に方までは考えませんでした。
札幌に住み続けることにより、
のちのち家族が抱えるリスクは回避しておかねば。
いずれ"そのこと"は判断しようなどと悠長に構えていると
いつの間にか"そのこと"を判断できなくなっているのが、
老い、なのでしょう。
2,3年後をめどに京都に移るつもりです。
中学生の頃、石森章太郎が「COM」に連載していた
「ジュン」の中に、
「死-直前の幻視」という章がありました。
深々と家々に降り積もる夜の雪のイラストが記憶の中にあります。
自分は"その時"、
どんな光景を思い浮かべるのか。