
やれやれこの家の行方も見えてきた
思い起こせばここを買ったのは1990年の12月
その時点では何の疑いもなく不動産神話を信じ込み
安月給の勤め人が分不相応な買い物をしてしまったもんだ
住宅金融公庫の貸出金利が5.5%だったんだぜ
Wikiによると日本のバブル経済が崩壊したのは
1991年の3月とのこと
もう少し待てばよかったのにね
あの時あの事態を予測したメディアはあっただろうか
ある日突然にそれは起きた
だから逆説的に
今さまざまにマスメディアで喧伝される
ショッキングな経済情勢の展開予想も
それが想定されてしまったら
それは起こり得ないことになるような気がする
例えば中国のバブル経済崩壊などがそうであるように
きっと ある日突然起こることは
誰も予想していなかったことに違いない