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分類

「私の持論だが、文化人類学的にいうと日本には2種類の人間が存在する。日本人と、そして、京都人だ。」

これは、NHK BSプレミアムでかつて放送していた「京都人の密かな愉しみ」というドラマ仕立てオムニバス番組のシリーズ内で、登場人物としての英国人学者に語らせたセリフである。俺はその番組を断片的にしか見ていないが、それでもじつに京都人がよく描けていると思った。俺は今、京都人と共に京都で暮らしているから、そのように感じる資格はある。で、そのセリフについての論評はここでは控えておく😁。ただ言えるのは、俺は京都人ではないんだ、ってこと。それでも暮らしにくいと思ったことは一度もないから、京都は(京都人は)皆が思っている以上にかなり懐が深い。(というか、ひょっとして、俺が鈍いだけなのか?)

 

俺はちょっと前まで足掛けざっと35年を北海道で暮らした。曲がりなりにも営業職であったので道内各地の街で関係者と飲み屋に出かける機会があった。そんな中でふと考えたことがある。それは、「北海道人には、飲み屋で倉本聰作のドラマ『北の国から』の話題で盛り上がれる人とそうではない人の2種類がある」ってこと。これは、その番組を見ているか否かという単純な共有性の有無だけの話ではなかった。何と言ったらいいのか、うまく説明できないが、あえて言えば、自分が関係する土地や、所持する物、付き合う人間、などに対する愛着、こだわりがある人無い人、というような感じ。

 

ウォーキングポール アルカサルに関心を持ってくださる方々にも2種類いらっしゃる。「お〜!これはいい、おもしろい」「え!?あなたが考えて自分で作ってるの!すご〜い」「これは形が『美しい』」「カワイイ」、もちろんお世辞が大半であることは承知しているが、それでもとにかく、ご自身の感覚として評価してくださる方と、「これって、売れてるの?」「使ってる人みたことないな。誰か使ってる?」と、世間の評判と他者の評価をまず聞き出そうとする方である。ここ京都には比較的前者が多く、3年前まで暮らしていた北海道では悲しいかな後者が多かったように思う。

このビデオに登場する荒神橋は、アルカサル工房 御所南店から徒歩3〜4分です。